腸内環境を整えるダイエットには食物繊維が必要 | 自信ある未来に向けパーソナルトレーニング

　食物繊維は「腸内の清掃係」と考えてください。荒れてしまっている状況では、ダイエット効果も落ちてしまいますし、体調も崩しやすくなります。人が食べ物を食べて消化管を通過する時間は24-72時間といわれています。そしてその大半は大腸を移動しています。消化管の中では消化液が分泌されていますけど、その水分を食物繊維が吸収して膨張することで便を柔らかくして排便されていきます。ですから糖質ｏｆｆを行っていくと炭水化物を摂らなくなってしまうので食物繊維が不足してしまいます。

　食物繊維は優秀でもう1つの仕事をしてくれます。血糖値の急激な上昇とコレステロールの吸収を抑えてくれます。食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の２種類があり水溶性にはねばねばとした粘性と水分保持力が高いという特徴が有り、腸に溜まったごみをそのねばねばで包み排出してくれます。果物や野菜、昆布やワカメ、こんにゃくなどが水溶性に分類されます。また、不溶性は水に溶けにくいので胃や腸で水分を吸収して膨張し、腸を刺激することで便通を促進してくれる働きがあります。ゴボウなど繊維質が強い食べ物が特徴でよく噛むことでも食べ過ぎを防ぎ満腹感を得られることでもダイエットに向いているといえます。食物繊維が豊富に含まれる野菜ゴボウや大豆、サツマイモ、こんにゃく、海藻類などをきちんと摂取することもダイエット効果を高めてくれます。